開催概要
毎年行われる石巻最大のお祭り「川開き祭り」。
ISHINOMAKI2.0では、2011より川開き祭りまでの前の期間をまちを知り、まちを楽しみ、まちの未来を語るまちづくりウィークと位置づけ、街を面白くするためのイベントを開いています。
昨年のSTAND UP WEEKのコンテンツの一つ、野外映画上映会では600人を超える人々が石巻の中瀬に集まり、星空の下たくさんの笑顔で溢れました。
今年のSTAND UP WEEK 2017でも野外映画上映会を始め、七夕飾り、石巻ハッカソン、一箱古本市、高校生主動のいしのまき学校企画、ポタリング牡鹿など、まちを舞台に、石巻の様々な発見や感動を体験できるプログラムで2017年の石巻の夏を盛り上げます。
また今回のSTAND UP WEEKでは石巻で何かをしてみたい人、石巻を一緒に盛り上げたい人と一緒に企画も行います。
石巻の街には、知っているようで知らない面白いことが、たくさん潜んでいます。
この街に昔からあること。この街だから新しく生み出されていくこと。
わくわくすること。明日が楽しくなること。
ちょっとしたきっかけで、たくさんの面白いに出会える石巻。
そのきっかけを、この夏STAND UP WEEKで。
2011年からスタートした「STAND UP WEEK」。
それぞれの思いで立ち上がろうとしてきた一週間のお祭り。
ここでは、そんなSTAND UP WEEKのキーマンに当時を振り返ってお話をしていただきました。
2011
2011
STAND UP WEEK 2011 野外映画上映会
2011年の夏は、自分にとっても石巻中央に集う人にとっても、忘れられない熱い夏だったのではないでしょうか?「震災直後にお祭りなんて・・・」という自粛の空気が全国で流れている中、最大被災地のそのまた中央地区で恒例の夏祭りが開催されることが決まった時、石巻の中の人も外の人も何かのスイッチが入った気がします。もちろん私もスイッチが入った一人で、その一つのクライマックスは、100%手作りの野外映画劇場と言っていいでしょう。全てが初めてのことだらけで、無我夢中で東京都と石巻を走り回りながら皆で作り上げたSTAND UP WEEKと、野外映画劇場。屋根も十分な座席もなくて、だけど抜群な夜空の下にできた野外劇場には、立ち見で溢れるほどの想像以上の人が集まり、みんなが待ち望んでいた「ドラえもん」が、スクリーン代わりの被災ビルの外壁に映し出された瞬間は、僕にとって掛け替えのない人生最高モーメントです。そんな宝物が、今では街の風物詩となり愛され続けている事に誇りを感じています。あの時、映画を見にきてくれていた小学生たちが今では立派な高校生となって夢に向かっている事に勝手にワクワクしてしまうのです。
2011年の夏は、自分にとっても石巻中央に集う人にとっても、忘れられない熱い夏だったのではないでしょうか?「震災直後にお祭りなんて・・・」という自粛の空気が全国で流れている中、最大被災地のそのまた中央地区で恒例の夏祭りが開催されることが決まった時、石巻の中の人も外の人も何かのスイッチが入った気がします。もちろん私もスイッチが入った一人で、その一つのクライマックスは、100%手作りの野外映画劇場と言っていいでしょう。全てが初めてのことだらけで、無我夢中で東京都と石巻を走り回りながら皆で作り上げたSTAND UP WEEKと、野外映画劇場。屋根も十分な座席もなくて、だけど抜群な夜空の下にできた野外劇場には、立ち見で溢れるほどの想像以上の人が集まり、みんなが待ち望んでいた「ドラえもん」が、スクリーン代わりの被災ビルの外壁に映し出された瞬間は、僕にとって掛け替えのない人生最高モーメントです。そんな宝物が、今では街の風物詩となり愛され続けている事に誇りを感じています。あの時、映画を見にきてくれていた小学生たちが今では立派な高校生となって夢に向かっている事に勝手にワクワクしてしまうのです。
2012
STAN UP WEEK 2012 石巻ハッカソン
壊れかけた街から新しい未来を作るきっかけができればと始まったSTAND UP WEEK。 今年で7回目を迎えるこのイベント。最初は有志が集まり外からたくさんのサポートを受けていましたが、どんどんと石巻人が活躍してくれるようになり、今では石巻に定着したイベントになろうとしております。 きっかけはどこにあるかはわかりません。進化し続けている街「石巻」 SUW2017がある今年、石巻に遊びに来てみてはどうですか。 イトナブが2012年から開催している石巻ハッカソンも今年で6回目、最初は50名程度だった参加者も第5回目は150人規模のハッカソンとなっております。 第6回目の石巻ハッカソンは去年以上の大きなイベントになること間違い無し。 開発テーマは「ひみつ道具」石巻からどのようなひみつ道具アプリケーションが生まれるのか楽しみです。
壊れかけた街から新しい未来を作るきっかけができればと始まったSTAND UP WEEK。 今年で7回目を迎えるこのイベント。最初は有志が集まり外からたくさんのサポートを受けていましたが、どんどんと石巻人が活躍してくれるようになり、今では石巻に定着したイベントになろうとしております。 きっかけはどこにあるかはわかりません。進化し続けている街「石巻」 SUW2017がある今年、石巻に遊びに来てみてはどうですか。 イトナブが2012年から開催している石巻ハッカソンも今年で6回目、最初は50名程度だった参加者も第5回目は150人規模のハッカソンとなっております。 第6回目の石巻ハッカソンは去年以上の大きなイベントになること間違い無し。 開発テーマは「ひみつ道具」石巻からどのようなひみつ道具アプリケーションが生まれるのか楽しみです。
2013
STAND UP WEEK 2013 OPEN ISHINOMAKI
震災から6年経過し震災前夜の事が徐々に記憶から薄れてきてしまっているように感じます。OPEN ISHINOMAKIで昔の写真を改めて見るとすごく記憶が蘇るんですよ。人それぞれ記憶というのは色々だと思いますが、たとえばお店の写真を残すことって大切だと思います。SUW2013当時店先に置くと見てくれるお客さんもいて「昔こうだったんだね」とか、今の店舗しか知らない人にお店の歴史を見てもらえるいいきっかけにもなりました。お店にあった震災前の写真がすべて無くなってしまったので、そういうのが残せるというのはすごくありがたいことでした。
震災から6年経過し震災前夜の事が徐々に記憶から薄れてきてしまっているように感じます。OPEN ISHINOMAKIで昔の写真を改めて見るとすごく記憶が蘇るんですよ。人それぞれ記憶というのは色々だと思いますが、たとえばお店の写真を残すことって大切だと思います。SUW2013当時店先に置くと見てくれるお客さんもいて「昔こうだったんだね」とか、今の店舗しか知らない人にお店の歴史を見てもらえるいいきっかけにもなりました。お店にあった震災前の写真がすべて無くなってしまったので、そういうのが残せるというのはすごくありがたいことでした。
2014
STAND UP WEEK2014 プロジェクションマッピング
高校2年生の夏に、ISHINOMAKI 2.0のプロジェクトで街と若者のために何ができるかという課題を持ち、プロジェクションマッピングのイベントを企画しました。しかし、当時の僕にとって街や若者のためにという実感や使命感はなく、むしろ自分の興味を前面に出したことをしたいと思っていました。今思えばわがままな高校生ですが、知識も技術もない状況で企画したイベントが受け入れられ形になり、実際に色々な方に体験してもらえたのは大きな経験でした。最後には街の若者である自分自身が一番影響され変化していました。これからも若者の想いが大人達に受け入れられ形になる街であって欲しいと思います。
高校2年生の夏に、ISHINOMAKI 2.0のプロジェクトで街と若者のために何ができるかという課題を持ち、プロジェクションマッピングのイベントを企画しました。しかし、当時の僕にとって街や若者のためにという実感や使命感はなく、むしろ自分の興味を前面に出したことをしたいと思っていました。今思えばわがままな高校生ですが、知識も技術もない状況で企画したイベントが受け入れられ形になり、実際に色々な方に体験してもらえたのは大きな経験でした。最後には街の若者である自分自身が一番影響され変化していました。これからも若者の想いが大人達に受け入れられ形になる街であって欲しいと思います。
2015
STAND UP WEEK2015 みんなの七夕
昔はみんな町内の各店で1本ずつ七夕を作っていて、町内で準備をしていました。震災以降大がかりなことはできなくなっていて、もう七夕を飾ることは諦めていましたが、ISHINOMAKI2.0の近江さんを中心に2015年に復活することができました。私たちが若いころは良いものを作ろうと頑張ってきましたが、気持ちとしては今の若い人たちに引き継いでこれからも続けていってほしいと思っています。しかし、準備も含めてとても大変なので簡単にお願いするのは心苦しい。個人が頑張るのではなく、街や市の総意となって開催していければいいなと思っています。
昔はみんな町内の各店で1本ずつ七夕を作っていて、町内で準備をしていました。震災以降大がかりなことはできなくなっていて、もう七夕を飾ることは諦めていましたが、ISHINOMAKI2.0の近江さんを中心に2015年に復活することができました。私たちが若いころは良いものを作ろうと頑張ってきましたが、気持ちとしては今の若い人たちに引き継いでこれからも続けていってほしいと思っています。しかし、準備も含めてとても大変なので簡単にお願いするのは心苦しい。個人が頑張るのではなく、街や市の総意となって開催していければいいなと思っています。
2016
STAND UP WEEK2016 野外映画上映会「夜空の岡田座」
STAND UP WEEKの目玉でもある野外映画上映会。
震災の夏、空き地だらけになった、まちなかでビルの壁面に映画上映したことがはじまり。それから毎年、野外映画上映を楽しみにしてくれている子どもたち。昨年より場所を中瀬公園に移動、動員数も600名と二倍になり、お客様で埋め尽くされた圧巻の光景を目の当たりにやはり大人はいくつになっても子どもワクワクさせる存在でなくてはならないと肌で感じました。野外で映画を観た体験が子どもたちの心にいつまでも残ってくれるよう、今年も全力で開催致します。どうぞお楽しみに!!
STAND UP WEEKの目玉でもある野外映画上映会。
震災の夏、空き地だらけになった、まちなかでビルの壁面に映画上映したことがはじまり。それから毎年、野外映画上映を楽しみにしてくれている子どもたち。昨年より場所を中瀬公園に移動、動員数も600名と二倍になり、お客様で埋め尽くされた圧巻の光景を目の当たりにやはり大人はいくつになっても子どもワクワクさせる存在でなくてはならないと肌で感じました。野外で映画を観た体験が子どもたちの心にいつまでも残ってくれるよう、今年も全力で開催致します。どうぞお楽しみに!!